レーシングドライバー直伝! 身体に負担をかけず、正確な操作ができる運転姿勢とは?
こんにちは。
スポーツカー・オープンカー専門レンタカー
ファインドライブ安曇野です。
今回は11/13日に参加した、TGRD(トヨタガズーレーシングドライビングエクスペリエンス)のアドバンスコースにて、元ルマンレーシングドライバーの関谷正徳さんから運転姿勢について学びました。
運転姿勢を正しくする事で、より安全かつ正確な操作ができるようになります。
私自身は骨格、筋肉の専門家なので、その視点も含め、正しい運転姿勢についてシェアさせて頂きます。
シートポジション
現在の車はパワステが進化しているため、ハンドルさばきにはさほど力は必要としないため、シートは寝かせた方が良いようです。寝かせる事のメリットは
- シートバックに体圧を分散でき、腰痛予防になる。
- 目線が遠くに向けられ、視野が広がる
- 胸郭が開き、酸素を多く取り込め、集中力が上がる。
- シートのホールド力がアップする
等があります。
メリット①シートバックに体圧を分散でき、腰痛予防になる。
シートを起こした状態だと、重力負荷は腰部に垂直にかかるため、椎間板への負荷が高まります。寝かせる事で、圧力を分散させる事ができます。
メリット②目線が遠くに向けられ、視野が広がる
シートが寝ていれば、自然と遠くを見る事ができ、障害物や道路の状況をより早期に確認でき、運転に余裕が生まれます。
メリット③胸郭が開き、酸素を多く取り込め、集中力が上がる。
シートが起きた状態だと、背中は丸まりやすくなり、胸郭が開かない=肺が十分に膨らまず、呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなれば、脳は酸欠となり眠気、集中力の低下、疲労の原因となります。
メリット④シートのホールド力がアップする
シートを寝かせると、体圧が背部にもかかるため、身体はシートにしっかり押し付けられ、ホールド性がアップします。
ハンドルやペダルのポジションのポイント
ハンドルの位置
ハンドルは9:15分で握り、握った時に肩と同じ高さ。手の甲が見えるようにする。
→ワンアクションで180°以上ハンドルを切る事ができます。
ペダルの位置
ブレーキを奥まで踏み込んだ時に、脚が伸び切らないようにセットします。
いかがだったでしょうか。
車の挙動を感じ、より楽しくドライブするためにも、是非確認してみてください!
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