織戸学パークトレーニング参加レポート|安全な場所で学ぶドライビングの本質
こんにちは。スポーツカー・オープンカー専門レンタカー ファインドライブ安曇野の西山です。
今回は、富士スピードウェイの広場エリアで開催された織戸学さん主催のパークトレーニングに参加してきました。
このトレーニングは、モータースポーツ界で長年活躍されている織戸学さんが主導する、
実践的な運転技術を安全な環境で学べるプログラムです。
タイヤのグリップ、荷重移動、ライン取り、そして人と車の一体感——
普段の運転ではなかなか深掘りできない部分を、クローズドな広場でじっくり体感できる貴重な1日となりました。
■ タイヤと対話するブレーキ操作
トレーニングで最も印象に残ったのが、
「ブレーキを踏んでからのリリース(抜き方)」の繊細さと、
**「コーナーへのアプローチスピードの選択」**の重要性です。
ブレーキをただ強く踏むのではなく、どこで踏み、どのくらいの強さで、どのように抜いていくか。
この操作の丁寧さが、その後の旋回・加速すべてに影響してくるという事実に、改めて気づかされました。
荷重をうまく移動させてあげることで、車の動きは一気にスムーズになります。
■ 雨の路面が“本当の練習場”に変わる
トレーニングの途中からは、雨が降り始めて路面は完全なウェットコンディションに。
こういった状況では、タイヤの限界が低くなる分、車と対話する力がより試されます。
そして今回あらためて感じたのは、
タイヤを意識したブレーキリリースがしっかりできれば、雨の日でも車を安定して走らせられるということ。
丁寧に荷重を前に乗せ、原則→コーナー進入まで優しくブレーキリリースコントロールすることで、不安定な状況でも落ち着いて走ることができました。
これは、自分の中でも大きな収穫でした。
■ 「速さ」よりも「コントロール」こそが安全につながる
このトレーニングで身につけたテクニックは、
単に速く・効率よく走るためのものではなく、
むしろ、**車の挙動を正しく理解し、無理のない範囲でコントロールすることによって、
結果として安全運転にも直結する“応用力のある技術”**だと感じました。
たとえば、
・コーナー出口でアクセルを踏む強さとタイミング
・濡れた路面でブレーキを無意識に強く踏まないコントロール力
・無駄な操作をしない「待つ技術」
こうしたスキルは、公道でも確実に活きてくると確信しています。
■ まとめ|「車を理解すること」が最大の安全装備
今回のパークトレーニングでは、
車をより深く知ること、そして自分の操作がどう影響するかを、
広く安全な場所で実践的に体験することができました。
「車が好き」「もっと上手に運転したい」と思う方にとって、
こうした学びの機会は、単なる走りのレベルアップを超えて、
**安全で豊かな運転生活を送るための“基礎力”**を築いてくれるものだと感じます。
これからも定期的にこうした場に身を置き、技術と意識の両方を磨いていきたいと思います。







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